毎日の育児、おつかれさまです。
夜中の授乳やお世話で、寝不足続きではありませんか?
「私ってダメかも…」なんて思ったこともあるかもしれません。
でも、それは多くの人が通る道。
私も、赤ちゃんがいた頃は眠れない日が続いて、泣き声に心が折れそうになったことがあります。
一人で頑張りすぎなくていいんです。
ニコ、最近どう?なんだかずっと疲れてる感じだけど…。
朝起きた時点で疲れてる気がするんだよね。家事、育児、仕事でやることばかりで、休む暇がないの。いつも追われている感じで、自分の時間が全然取れない。
少しの時間でホッとひと息
・子どもが寝ている間に本を読む
・家族に協力を頼んでリラックスタイムを確保
『自分を大切にする時間』を作ってみませんか?
疲れが取れないときは、周りを頼ってください。
長く続く不調は専門家に相談するのも大切です。
あなたの元気が、子どもの笑顔につながります。️
デリケートな時期だと自覚する
妊娠・出産・育児の時期は、夫婦の関係を壊しかねないほどの嵐が襲いかかる危険要素に満ち満ちています。しかし、ほとんどの方は、そのことに気づいていません。
出典:小野美世『誰にも言えない 夫婦の悩み相談室』 (WAVE出版、2019)p.137
怒りを感じる私たち
この本は、心理カウンセラーの小野美世さんが、ブログで夫婦の悩み相談を受けた経験をもとに書かれたものです。
夫婦の悩みや、自分を大切にするコツがわかりやすく書かれています。
パートナーの言葉や行動に、ついイラッとすること、ありませんか?
感情的になって、後から「やりすぎたかも」と思うこともあるかもしれません。
でも、その怒りが相手との間に壁を作ってしまうことも。
素直な気持ちを伝えることが、関係を良くする第一歩です。
まずは深呼吸して、自分の気持ちを少しずつ話してみませんか?
疲れすぎる前に、自分をいたわる時間を作りましょう。
「力を抜いて、自分をもっと大切にしてみましょう!」
疲れると、本当の気持ちがわからなくなる。
素直さを思い出そう
「パートナーが〇〇してくれない」
「私は□□したかった」と、まず自分の気持ちを振り返ってみましょう。
「パートナーが〇〇してくれない」「〇〇と言われた」と感じても、そのままぶつけても解決しないことが多いですよね。むしろ、関係がぎくしゃくしてしまうことも。
「私は□□したかった」「〇〇と言われて悲しかった」と、自分の本当の気持ちに気づくことが大切です。
相手の行動は変えられないけど、自分の気持ちを正直に伝えることで、少しずつ関係が良くなることもあります。
ご機嫌取りをはじめよう
パートナーや子どもの機嫌が悪いとき、どうしていますか?
相手の機嫌は、あなたが変えることはできません。
機嫌はその人が自分で決めるものです。
だから、深く考えすぎず、自分の機嫌を自分でとることに集中してみましょう。
「自分の機嫌をとる」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、意外と簡単なことから始められますよ。
- 好きなことをしてみる
- 疲れた体や心をゆっくり休める
- モヤモヤした気持ちを書き出す
- やりたいことを思い切ってやってみる
- やりたくないことをやめる勇気を持つ
セルフケアは自分へのプレゼント。今日から一歩踏み出してみませんか?
あなたはいくつの役割をこなしていますか?
●私の役割の変化
役割 | どんなとき? | どんな感じ? |
子 | 実家で親と暮らしていた頃 | 家事はお手伝い程度で、勉強や仕事に集中できた |
妻 | 結婚して夫と暮らし始めた頃 | 家事の責任が増え、戸惑いがち |
母 | 出産して子どもが生まれた後 | 育児も加わり、毎日が大忙し |
実家にいた頃は、子ども(娘、妹)として過ごしていました。
家事は親に任せて、言われたことだけをやれば良かったんです。
失敗しても次の指示が来るから、気楽でした。
でも、結婚して「妻」、出産して「母」と役割が増えると、毎日の状況がガラッと変わりました。
家事や育児で手いっぱいになって、クタクタな日々。
パートナーに気持ちをわかってほしくて、つい感情的にぶつけてしまうこともありました。
そのとき気づいたのは、「私自身」を大事にできていなかったこと。
家事や育児、妻としての責任に追われて、自分をいたわる時間を後回しにしていました。
そのせいで心の余裕を失い、イライラが増えていたんです。
自分を大事にする時間、あなたは最近取れていますか?
「時間がない」の本音は?
子どもの成長に合わせて部屋を模様替えしたいなと思っても、気づけば時間が足りなくて進まないこと、ありませんか?
私も「時間がない」と思っていた時期がありました。
忙しくてやりたいことができないとき、どうしていますか?
まずは、紙に書いてみませんか?
- やりたいことを書き出す
- ノートや紙を用意し、自分がやりたいことを思いつくままに書き出します。
例: 旅行、勉強、趣味、など。
- 書き出したリストを見直す
- 書いた内容を見て、自分が本当にやりたいこととそうでないことを考えます。
- やらないことを決める
- やりたいことの中から、やらないことを決めます。
例: 「旅行」「部屋の模様替え」など。
何をやっても時間が足りない気がする。
やりたいことが多いなら、どれが一番大事か考えてみましょう。
時間は限られているので、やらないことを決めるのも大切です。
たったこれだけで、本当にやりたいことが見えてくるはずです。
机の上を片付けてみよう。
時間割を決めるのはだれ?
毎日の生活って、本当に忙しいですよね。
たとえば、育児をしながら家事をして、その合間にYouTubeをちょっと聞く。
育児は「親」としての役割。 家事は「家庭の一員」としての役割。 YouTubeを聞くのは「私」をリフレッシュするための時間です。
学校の時間割を思い出してみよう
学校では「体育の時間に音楽をする」なんてないですよね。
運動会のような特別な行事には、ちゃんと準備する時間があります。
でも、私たちの日常はどうでしょう?
毎日が「特別行事」みたいな忙しさだと、疲れてイライラしちゃうのも当たり前。
まずは、自分がどんな役割をしているのか、ちょっと考えてみましょう。
完璧じゃなくていい
次に大事なのは、どの役割を優先するかを決めること。
泣いている子どもの世話? 洗濯物を干す? それとも、自分をリラックスさせる時間?
周りの目を気にせず、あなたにとって、今一番大事なことを選んでみましょう。
あなたが「校長先生」
学校の時間割を作るのは校長先生の仕事。
同じように、あなたは自分の生活の「校長先生」です。
家事や育児、仕事の時間割を決められるのは、あなただけ。
「上手くできない」と悩むのは普通のこと。
新人の先生が最初から完璧に授業を進められないのと同じ。
私たちも少しずつ経験を積めば大丈夫です。
バランスを取るコツ
「時間がない」と思ったら、どの役割を優先しているか見直してみましょう。
すべてを完璧にやろうとすると、心も体も疲れちゃいます。
「これって今やらないとダメ?」と自分に聞いてみてください。
自分のペースで進めば、それでOK。
他の人の力を借りよう
「時間が足りない」と思ったら、どの役割の時間が足りないのか考えてみましょう。
- 家事:家事代行を利用する。
- 育児:一時保育やベビーシッターを頼る。
- 心の栄養補給:パートナーにお願いして一人時間を作る。
全部自分で抱えなくていいんです。
他の人の手を借りて、少し余裕を作りましょう。
それが、心を軽くする第一歩です。
まとめ: 今日も始まる
毎日、家族のために頑張っているあなた。
ちょっとだけ、自分のことを考える時間、作れていますか?
家事や育児、仕事に追われて、自分のことは後回しにしがちですよね。
でも、自分を大切にすることって、家族を支えるためにも大事なことなんです。
疲れがたまると笑顔も減って、しんどくなります。
セルフケアで心が軽くなれば、もっと楽しくなります。
少しだけ自分のための時間を持つと、気持ちに余裕が生まれます。
その余裕が、周りの人たちへの優しさにつながるはず。
- 自分をいたわる時間を作る。
- ・家族に協力をお願いして、一人でお風呂にはいる。
・子どもが寝ている間に好きな本を読む。雑誌を眺めるだけでOK。
・気持ちを書き出す。
「私のごきげんは私が取る」と、ちょっと意識してみませんか?