不安を減らすために必要なこととは?安心して家計を守るヒント

不安を減らすために必要なこととは?安心して家計を守るヒント

妊娠中や育児中は、不安や期待でいっぱいですよね。その結果、あれもこれも必要だと思い込み、つい不要な保険に加入したり、使わない育児グッズをたくさん買ってしまうことがあります。

ねえミライ、妊娠中って、いろんなことが気になって、つい色々買っちゃいそうになるのよね。保険やベビーグッズ、全部が大切に思えて。

わかるよ、私もそうだった。不安でたくさん買い込みがちだったけど、今は少しずつ、本当に必要なものだけを選ぶようにしているんだ。

私自身も、結婚前に「ポイ活」をしている中で「無料FP」に相談し、その後妊活中に「医療保険」に加入、さらには産後に「外貨建て保険」まで入ってしまいました。当時は、保険に入ることで安心感を得られると思っていましたが、実際には保険が必要なシチュエーションや金額を十分に考えていなかったのです。

今は手数料の高さや、保険よりも自分で投資する方が良いと気付き、すべて解約しました。

保険の種類加入時期解約理由
養老保険結婚前奨学金返済のため解約
医療保険妊活中帝王切開時の支払額が少なかったため解約
外貨建て保険出産後手数料が高いと知り、投資の勉強を始めたため解約
当時加入していた保険

この記事では、そんな感情に向き合いながら、無駄な出費を減らすための方法を紹介しています。ぜひ一緒に考えてみませんか?

不安との向き合い方

私は、不安を感じたときはオフラインで対処するようにしています。SNSには、できるだけポジティブな内容を投稿し、不安やネガティブな感情は書かないように心がけています。なぜなら、推しにネガティブな気持ちが伝わるのが嫌だからです。推しが私の投稿を見る可能性は低くても、「見られている」という意識を持ちながら、発言には気をつけています。

オンラインで不安を野放しにしないことで、ポジティブに行動している人たちと出会いやすくなり、励まし合える関係を築けると感じています。

不安を受け止めて、必要なモノを見極める方法

不安を感じたとき、まずは「深呼吸」をして心を落ち着けることを大切にしています。例えば、運転を始めた直後や、つい大声を出してしまったときなどに深呼吸を意識しています。息子のアズキも『ママ、深呼吸して』と教えてくれることがあり、そのおかげで冷静さを取り戻すことができるんです。また、イライラしそうなときには「秒を数える」ことで、その場の感情に流されないようにしています。

それに加えて、カウンセリングを受けることもとても役立ちました。私自身もカウンセリングを受ける中で、自分の不安の原因を深く理解し、冷静に対処するための方法を学ぶことができました。特に、「憧れの人や目標にしている人なら、こういう場面でどう行動するだろう?」と具体的に考えることで、自分の行動を見直すきっかけになりました。無理せずに医療機関や専門家に相談しましょう。

支出の見える化で無駄を省く

自分のお金の使い方を見える化することも効果的です。私はマネーフォワード ME」を使って支出を集計し、突発的な支出が多いことに気づきました。特に「家電」「家具・寝具」「服」に支出が偏っていたため、それぞれのカテゴリーでの購入を見直しました。例えば、子ども服は古着屋で選ばせることで費用を抑えたり、家具は購入前にネットで相場を確認するなど、具体的な対策を取るようにしています。

例えば、「これって本当に必要?」と冷静に考える際には、不安に向き合い、自分の感情に耳を傾けることが役立ちました。不安がどこから来ているのかを見極めることが大切です。「赤ちゃんが困るかもしれない」という思いなのか、周囲の期待や見栄から来ているのかを考えることで、冷静な判断ができるようになります。

こうしたステップを踏むことで、不安に駆られて物を買うのではなく、本当に必要なモノを見極め、無駄な支出を減らすことができるようになりました。以前は、カウンセリングを自費で受けることを無駄遣いだと思っていました。しかし、突発的に家具を買ったり、割高な家電を購入したりするよりも、カウンセリングで自己理解を深めることの方が自分にとって価値があると感じるようになりました。その結果、カウンセリングにお金を使うことへの抵抗がなくなったのです。

不安を減らすための読書のすすめ

不安は生きていくうえで誰もが感じる、大切な感情です。でも、不安が大きくなりすぎると、動きづらくなってしまうことがありますよね。ライフステージごとに感じる不安は人それぞれで、十人十色です。妊娠中は赤ちゃんの様子がわからなくて不安、育児中は発達の基準から少しでもズレると不安…一つの不安が解決しないまま次の不安がやってくる、そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。

私もパートナーとの距離感に悩んでいましたが、それが案外ありふれた悩みであることを知り、図書館で関連書籍を見つけて読んでみることにしました。自分でも読めそうな本をいくつかピックアップし、読み進めていくうちに、自分だけが特別に悩んでいるわけではないと気づき、少し気が楽になりました。それまでは、自分の価値観だけで不安を何とかしようとしていましたが、解決策が見つからず、堂々巡りを繰り返していたのです。本を通じて他の人の経験や考え方に触れることで、安心感を得られたのだと思います。

不安な気持ちを和らげるために、読書を試してみるのも一つの方法です。本を読んでいると、夢中になって時間があっという間に過ぎること、ありますよね。不安を感じたときには、図書館に足を運んでみる。それだけでも、将来への一歩を踏み出していることになると思います。何度か通ううちに好きな作家や出版社に出会えたら、それは素晴らしいことです。なぜなら、自分の意識を外に向けることに成功した証だからです。その作家が他にどんな本を出しているのか、どんな活動をしているのか、興味が湧いてきますよね?そこからさらに深掘りしていきましょう。不安自体は残っていても、動けなくなるほどの大きさではなくなり、少しずつ小さくなっていくことでしょう。それが、私の不安との付き合い方です。

また、私は家族も巻き込んで深呼吸を取り入れています。興奮して大声を出してしまったり、ついユー・メッセージを使ってしまったりすることがあるので、息子のアズキに「ママ、深呼吸して」と声をかけてもらっています。これで冷静さを取り戻すことができるんです。また、言葉遣いにも気を配るようにしています。特にパートナーのケイが子どもの前で発言する言葉には気をつけています。テレビへのコメントに対しても指摘することがありますし、最近ではYouTubeで荒い言葉を耳にすることも増えているので、さらに気をつける必要があると感じています。娘のソラがそうした言葉を真似するのは避けたいので、「私が聞きたくない言葉」として、ケイやアズキの発言に気をつけるようにしています。

ライフステージの最初の段階では、特に不安を感じやすくなります。初めての経験や責任の重さがあり、不安を必要以上に強く感じてしまうこともありました。結婚に関しては勢いで不安を乗り越えましたが、出産や初期の育児では不安が大きく、冷静に対応するのが難しかったです。もちろん今も不安はありますが、不安を細分化するようにしています。

  • 自分が影響を与えられる範囲(発言や行動で変えられること): 家庭の家事や育児
  • 自分では影響を与えられない範囲(他の人や状況に関係すること): 路上駐車、相手の反応

このように、不安を小さく分けて、自分がコントロールできることとできないことを分けて考えると、無力感にとらわれず、現実的に行動できるようになりました。

商品の購入基準と家族のための出費

妊娠中や育児中には、「これって本当に必要かな?」と迷うことが多いですよね。私自身も、子どもの写真を専門店で撮影したり、育児グッズの処分を先延ばしにしたりして、結果的に無駄な出費や損失が出てしまった経験があります。写真撮影にはオプションが多く費用がかさみました。立派な写真を撮ったものの、必要なベビーカーのグレードを下げることになり、結局買い直す羽目に。誰のための写真なのかを考えると、祖父母のためだったのですが、今思えば立派な写真でなくても十分喜んでもらえたと思います。また、育児グッズも適切に管理できず、汚れが落ちなくなり、最終的には粗大ごみになってしまったものもありました。こうした経験から、不安に駆られて物を買うのではなく、冷静に選び取ることの大切さを学びました。

不安や焦りを感じたときは、まず自分の感情に耳を傾けてみましょう。私は、不安を感じたときにはすぐに行動せず、深呼吸をして落ち着くようにしています。そして、その不安が「これを買わなければ赤ちゃんが困るかもしれない」という思いから来ているのか、それとも周囲の期待に応えたいからなのかを考えます。不安からモノを買う行動につながることもありますが、感情に名前をつけてあげることで、不安に振り回されることなく、本当に必要なモノが見えてきます。

リストを作成しよう

支出を見える化することで、無駄な出費を把握することができました。例えば、家電を購入する際には「価格.com」で人気の高い商品をいくつか比較し、相場を確認してから決めています。必要な機能と気になる機能を分けて考えることで、必要なものだけを選び取ることができ、結果的に無駄な出費を防ぐことができるようになりました

見栄で買い物をするのは控えましょう。なぜなら、自分の好みではない可能性が高いからです。例えば、普段アクセサリーをつけない人に高価な指輪を贈っても、結局使ってもらえないことがありますし、相手にも負担になります。私とパートナーはアクセサリーをつける習慣がなく、婚約指輪はなし、結婚指輪は自作しました。現在も指輪はつけていませんが、それでも周囲から何か言われたことはなく、自分たちにとって自然な選択をしていると感じています。

商品購入の基準

  1. ◎ 定番商品
    • 必需品としてリストに記入。
  2. 〇 家族のための商品
    • 注意点:
      • 購入後、家族が本当に使っているかを観察する
      • 困りごとが解決しているか確認する。
      • 相手が大人の場合、買わない方が良い場合もある。
      • 相手から「欲しい」とお願いされるまでは、自分のためにお金を使うことに集中する。
      • 開封されず放置されていたら、次回からは購入を控える
  3. △ 自分のための商品
    • 整理方法:
      • リストに△と記入して整理しやすくする。
    • 考えるポイント:
      • 商品は自分の基準で選んだか?
      • 誰のためにお金を使うのか明確にする。
      • お金は有限であり、不安を抑えるためにも購入基準を持つ。
      • ご褒美としての出費は高額・頻発しがちなので注意。
      • 支出傾向を知るために記録が有効

家計管理で人生を豊かにしよう

独身時代、普段行く窓口のお姉さんに何度かすすめられて「養老保険」に加入し、契約者貸付金をよく利用していました。自分が貯めたお金を使うのに「金利」を保険会社に支払って借りていたんです。金利とは、お金を借りるときに支払う手数料のようなもので、借りたお金に対して一定の割合で支払うものです。あなたは「金利」を支払う側ですか?それとも受け取る側ですか?当時の私は「奨学金返済」も軽く考えていて、無利息だからと気楽に返済していました。結婚後、無職になり、ケイの給料から返済することには心苦しさを感じていました。結局、60代の母が1年間パートで稼いだお金と養老保険の解約金を合わせて、全額返済しました。母に頼ることになり、とても申し訳ない気持ちでしたが、同時に心から感謝しています。母がサポートしてくれたおかげで、ようやく返済を終えることができました。

妊活が始まると、身近にガンの話題があるとつい心配になりますよねポイ活をしていると、お金がもらえるとラッキーに感じてしまい、実際には不必要な保険や投資に誘われるなど、ますますリスクの高い状況に近づいていることに気づきませんでした。特に、不必要な保険契約やワンルームマンション投資など、家計に大きな負担をもたらす可能性がありました。周りにハンターが寄ってきているような状態です。ポイ活で無料FP相談を受けて、掛け捨て医療保険に加入しました。また、ソラとアズキの大学進学費用に「学資保険」と「外貨建て死亡保険」にも加入しました。当時は、子どもが生まれる前後に加入しないといけない、そうしないと後で加入できないと思い込んでいました。しかし、後になってこれらの保険が家計に負担となったことに気づきました。さらに「ワンルームマンション投資」の電話もかかってくるようになったのは、ポイ活を始めた頃からです。今振り返ると、ワンルームマンション投資は危険な投資だとわかります。特に、空室リスクや管理費の負担が大きく、家計に予想以上の負担をもたらす可能性がありました。あの時始めなかったのは本当に良かったと思います。FXにも手を出しましたが、結局損だけしてしまいました。

保険やお金に対する知識が不足していたため、家計は「赤字」なのに、ゆうちょ銀行に定額預金をして、毎月の収支がマイナスになりながらも、給料日やボーナス時に一瞬黒字になるという状態でなんとかやりくりしている時期が数年続きました。そんな中、2023年10月からリベ大が家計管理に関するライブを毎朝していたので、プレゼントが欲しくて家計管理を始めてみたんです。それに加えて、家計の赤字をなんとか改善したいという思いも強くありました。そうしたら、気がつくと給料日や児童手当の振込日に気づかないくらいの余裕ができるようになっていました。

項目詳細
固定費削減学資保険、外貨建て保険の解約
– 通信費削減(auから日本通信SIMへ変更)
投資– 伝統的な投資方法を学んだ
– NISAやiDeCoについて学び、活用方法を検討した
資格取得– FP3級を取得
家計改善に向けた具体的な取り組み

これからの目標と挑戦

食費については、料理の楽しさを知ることを目標にしています。鍋料理は簡単だと聞いて始めてみたのですが、買ってきた肉やカット野菜をぐつぐつ煮るだけで、包丁を使わずに野菜たっぷりの鍋が作れるので、毎週楽しんでいます。現在のレパートリーは鍋、焼きそば、パスタといった簡単なものですが、少しずつバリエーションを増やしていきたいと思っています。

必要な保険で安心を確保し、自分に集中した生活を手に入れよう

まず、生活の安心を支えるために必要な保険について考えてみましょう。必要な保険としては、

  • 火災保険
  • 自動車保険
  • 掛け捨ての死亡保険

です。これらは、万が一の事態を想定し、起こる確率は低くても損失が大きいリスクに備えるためのものです。火災保険は家を守り、自動車保険は事故に備え、掛け捨ての死亡保険は家族の経済的な安心を支える役割を果たします。これらの保険は、安心して生活するために欠かせない存在です。

保険については本を読んで勉強し、自分で納得した上で加入するか解約するかを選びました。特に、外貨建て保険と学資保険を解約したことで生活が楽になり、その後も大学進学費用として毎月積み立てを続けています。

不安は人間にとって大切な感情です。ただ、不安が大きくならないようにするためには、普段から自分が影響を与えられる範囲に集中し、不安に感じる範囲を決めることが大切です。例えば、自分ができることに目を向けて、それ以外のことはあまり気にしないようにすることです。仕事や家族との関係など、自分が直接行動できることに集中し、天気や他人の行動など自分ではどうしようもないことは手放すように意識することで、不安をうまくコントロールすることができます。私の場合、雨が降るかどうかに過剰に反応してしまうことがありますが、焦らず深呼吸することで気持ちを落ち着けています。また、路上駐車や店内のレイアウトに口を出したくなることもありますが、それらは私の生活の範囲外であり、口を出しても良い結果にはつながらないと意識し、深呼吸で気をそらすようにしています。

時間をうまく使うことも大切です。面倒だと感じることは細分化し、後回しにせず少しずつ取り組むことで、不安を軽減することができます。例えば、出産時の入院セットを最初から完璧にしようとするのではなく、必要最低限のもの(着替え、母子手帳、保険証、スマホ充電器など)を準備しておくことで、緊急時にも慌てずに対応できます。少しずつ準備を進めて、必要なときに備えましょう。最初から完璧を目指すのではなく、1つずつチェックをつけていくことで無理なく整えられます。

また、AIを活用して情報収集や発信を行うのも有効です。例えば、Perplexityを使ってマインクラフトの攻略方法を調べることがあります。PerplexityやFeloは質問を入力するだけで、関連する情報を簡単に見つけられるので、とても使いやすいです。アズキが疑問に思ったことはほとんどこのツールを使って調べており、広告がなく目的に合ったリンクがわかりやすい点がとても便利です。さらに、愚痴や不安があるときはChatGPTなどのテキストAIに頼ることで、感情を整理し、冷静に対処することができます。AI初心者でも気軽に使えるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

なお、今回の記事を書くにあたっては、宇佐美百合子著『嫌な感情の愛し方』を参考にしました。この本には、自分の感情を認識し、整え、伝える方法が書かれています。お金の勉強には両@リベ大学長著『【改訂版】本当の自由を手に入れる お金の大学』がおすすめです。